心因性口臭とは、自臭症や自己臭恐怖ともいい、他人は何の臭いも感じていないのに、自分の思い込みによる形に現れない口臭で、対人関係など社会生活において著しく支障を来たす「心の病気」をいいます。
心因性口臭は、近年急増しており、医学界でも重要視されています。
心因性口臭は、いったん口臭があると思い込むと、歯止めがきかずエスカレートします。
過去には、心因性口臭で悩んだ末に、自殺した高校生もいました。
心因性口臭の人は、医師から異常がないと言われても、たやすく納得することはありません。
心因性口臭の治療は、じっくり落ち着いて体から心へのアプローチが必要で、歯科医と精神科医との連携が重要になります。