がんが原因で、口臭が発生することがあります。
がん患者の、特に末期のがん患者の場合、独特の口臭があります。
この口臭は、がん細胞や、それと闘った白血球の死骸の臭いで、一種の腐敗臭です。
この腐敗臭を口臭として感じ取るようなことがあったら、体の一部、特に口の中や呼吸器系にがんが発生している可能性を一応疑った方がよいかもしれません。
なお、がんではありませんが、口の中にできた潰瘍(粘膜のただれ)に食べカスが溜まり、口臭を発生させることもあります。