口臭の原因として、虫歯・歯周病に並んで多いのが、胃腸病を原因とするものです。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに罹ると、消化機能が低下します。
その結果、胃の中に食べ物が滞留し、異常発酵し、口臭を発生させるのです。
また、腸内環境が乱れることにより、悪玉菌が増加して、口臭の元となる物質を作り出します。
さらに、口臭の元となる成分が腸管から体内に吸収され、血流に乗って肺から排泄され、口臭となることもあります。
胃腸病を原因とする口臭は、卵の腐ったような独特のものです。
ちなみに、胃腸病の最大の原因は、ストレスにあるといわれています。